■「悪い汗」と「いい汗」があるって、知っていましたか
汗にも種類があって、ざっくり言うと「いい汗」と「悪い汗」に分けられます。
・いい汗はさらっとしていて、においが少なく蒸発しやすい。体温調節をスムーズに行うための汗です。
・悪い汗はベタベタしていて、においが強くて蒸発しにくい。ミネラルや老廃物が多く含まれていることが多いです。
この違い、汗腺の機能によって決まります。
■汗腺にも「鍛える」という概念があります
汗腺には「エクリン腺」という汗を出す器官があって、これが活発に働いていると汗の質がよくなります。
でも運動不足でほとんど汗をかかない状態が続くと、汗腺の機能が落ちてきます。汗腺が衰えると汗をうまくかけなくなって、一度に大量のベタベタした汗が出るようになります。これが「悪い汗」の正体のひとつです。
逆に定期的に運動して汗をかき続けると、汗腺が鍛えられてさらっとした質のいい汗をかけるようになってきます。
■加齢臭との関係
加齢臭の原因として知られているのが「ノネナール」という物質で、40代以降に皮脂の酸化で生成されやすくなります。
運動で汗をかくことで皮膚表面の老廃物が流れやすくなって、ノネナールの蓄積が抑えられる効果があると言われています。さらに運動で血流が改善されると、皮膚への酸素や栄養の供給が増えて皮脂の酸化が起きにくくなるというデータもあります。
ステッパーを続けている方から「なんか体臭が気にならなくなってきた気がする」という声を聞くことがあるんですが、こういう仕組みがあったんです。
■私自身の話をすると
ステッパーを続けるようになってから、汗のベタつきが少なくなってきた気がしています。
さらっとしている気がするんですよね。毎日少しずつ汗をかく習慣ができてきたことで、汗腺が活発に働くようになってきたのかなと思っています。
■汗腺を鍛えるのに激しい運動はいらない
汗腺を鍛えるためには、毎日少しずつ汗をかき続けることが大事で、激しい運動でたくさん汗をかくより、適度な運動で毎日コンスタントに汗をかく方が効果的と言われています。
ステッパーのような低〜中強度の有酸素運動で、じわっと汗をかく習慣を続けることが汗腺を鍛えるのにちょうどいい刺激なんです。「ステッパーに乗るとじわっと汗をかく感じが好き」という声をよく聞くんですが、それはいい汗をかけている状態だと思います