■運動すると脳に「肥料」がいく
有酸素運動をすると、脳の中でBDNFというタンパク質が分泌されるそうです。
難しい名前ですが、要するに「脳の肥料」と呼ばれているもので、神経細胞を育てたり修復したりする働きがあります。特に記憶や学習に関わる「海馬」という部分に効くらしくて、新しい神経細胞が生まれやすくなるんだとか。
ハーバード大学の研究で、定期的に有酸素運動をしている人は海馬が大きい傾向があって記憶力や集中力が高いというデータが出ているそうです。なんか「運動って体だけじゃなくて脳にも効くんだ」と思いますね。
■40代以降にわりと関係ある話
海馬って年齢とともに少しずつ小さくなっていくらしくて、「最近もの忘れが増えた」「人の名前がすぐ出てこない」というのはこれが関係していることが多いそうです。
(私も最近スマホばかり探してます 笑)
40代以降にそういう感覚が増えてくるのはホルモンの変化だけじゃなくて、この海馬の変化も関係しているんですよね。
でも面白いのが、有酸素運動を続けることでこの萎縮を遅らせたり、場合によっては回復させたりできるというデータがあること。「脳は年齢とともに衰えるだけ」じゃないというのが、なんか希望があるなと思いました。
■どのくらいやればいいのか
週3回以上の有酸素運動を1年続けたグループで、海馬の体積が約2%増えたという研究があるそうです。
2%って少なく聞こえるんですが、年齢による変化を逆転させるくらいの変化らしくて、研究者たちが驚いた結果だったんだとか。しかも激しい運動じゃなくてウォーキング程度でこの効果が出ているというのがポイントで、毎日ステッパーに乗るくらいの強度でも十分ということになります。