■腹筋運動でお腹が凹まない理由
腹筋運動は腹直筋という筋肉を鍛える運動です。
でもその筋肉の上に脂肪が乗っている状態では、いくら鍛えても外から見えません。腹筋運動で筋肉は発達しても、上に乗っている脂肪は腹筋運動では落ちないからです。
「スポットリダクション」という考え方がありますが、特定の部位を鍛えることでその部分の脂肪だけが落ちるということは、実は起きません。お腹の腹筋をいくらやっても、お腹の脂肪だけを選んで燃やすことはできないんです。
■体脂肪が落ちると腹筋が見えてくる仕組み
体脂肪率が下がってくると、体全体の脂肪が減っていきます。
その過程でお腹まわりの脂肪も減ってきて、もともと鍛えられていた腹筋が表に出てくるということです。
プロのボディビルダーやフィットネス選手が「腹筋は体脂肪を落とすことで作る」と言うのはこのためで、大会前には食事管理と有酸素運動で体脂肪率を一気に下げることで腹筋を浮き出させていきます。
■体脂肪を落とすのに有酸素運動が向いている理由
筋トレは筋肉を鍛えて基礎代謝を上げる運動ですが、運動中の直接的な脂肪燃焼という意味では有酸素運動の方が効率がいいです。
有酸素運動は酸素を使いながら体内の脂肪をエネルギーとして消費し続ける運動です。続けている間ずっと脂肪を燃やし続けているので、体脂肪率を下げていくという意味では有酸素運動が一番直接的なアプローチになります。
腹筋運動で筋肉を鍛えながら、有酸素運動で体脂肪を落としていく。この組み合わせが、お腹まわりを変えるための一番理にかなった方法です。