■朝の体はゆったりした運動に向いています
朝起きた直後の体はまだ体温が低くて、筋肉も関節も硬い状態にあります。
この状態でいきなりアップテンポな音楽に合わせて激しく踏み始めると、体への負担が大きくなりやすいです。ゆったりしたテンポの音楽に合わせてゆっくり踏み込む方が、体が徐々に温まって血流が改善されやすくなります。
体温が上がりきっていない朝こそ、ゆっくり丁寧に踏み込む方が体への効果が出やすいということです。
■ゆったりしたテンポが脂肪を燃やしやすい状態を作ります
朝は前日の夕食から時間が経っていて血糖値が低い状態にあります。この状態で有酸素運動をすると脂肪をエネルギーとして使いやすくなることは以前のメルマガでも書きました。
ここにゆったりしたテンポの音楽が合う理由があって、脂肪燃焼に最適な心拍数は最大心拍数の50〜65%程度の低〜中強度です。激しく踏んで心拍数が上がりすぎると脂肪より糖質を燃やすモードに切り替わってしまうので、朝はゆったりしたペースで長く踏み続ける方が脂肪燃焼という意味では効率がいいということです。
■音楽のテンポが体のリズムを作ります
人間の体は周囲のリズムに自然と同期しようとする「エントレインメント」という現象があります。
ゆったりしたテンポの音楽をかけると、意識しなくても踏み込みのリズムが自然とゆっくりになります。朝にノラ・ジョーンズをかけながら乗っていると「なんか落ち着いてしっかり踏めている」という感覚があるのは、この仕組みが働いているからだと思っています。
■朝のゆったりステッパーが続きやすい理由がもうひとつあります
音楽を聴くとドーパミンが分泌されて気分が上がりますが、好きな音楽だとこの効果がさらに高くなります。
朝から好きなアーティストの曲をかけながらゆったり乗る時間が「心地よい習慣」として定着しやすくなります。「頑張る運動」ではなくて「好きな時間」として位置づけられると、続けやすくなるということです。
■昼夜はノリノリの曲に切り替える理由
昼や夜は体が十分に動いている状態なので、アップテンポな曲に合わせて踏み込みを速くしたり強度を上げたりしやすくなります。
BPM120〜140程度のアップテンポな曲は脂肪燃焼ゾーンの上限に近い心拍数を維持しやすくて、消費カロリーを上げたいときに向いています。
朝はゆったり・昼夜はノリノリという使い分け、体の状態と目的に合わせた乗り方として理にかなっています。もちろん、自分が好き、心地いいと感じることが大前提ですけどね。
本日も読んで頂き、ありがとうございました!