■運動後に体重が増える理由①「筋肉が水分を溜め込む」
運動をすると筋肉に細かいダメージが入ります。
このダメージを修復するために体は血液を筋肉に集めて、修復に必要な栄養素と水分を届けます。このとき筋肉が水分を溜め込む現象が起きて、むくみとして体重に反映されます。
個人差はありますが、体内の水分量で体重は0.5〜2kgほど変わると言われています。運動翌日に0.5〜2kg増えていても、脂肪が増えたわけではなくて水分量の変化による一時的なものです。
■運動後に体重が増える理由②「グリコーゲンが水分を引き込む」
運動中は筋肉内のグリコーゲン(糖質の貯蔵庫)が消費されます。
運動後の食事でグリコーゲンが再補充されるとき、グリコーゲン1gあたり約3gの水分を一緒に蓄える性質があるので、食事をするたびに水分が筋肉に取り込まれて体重が増えやすくなります。
つまり運動した後にしっかり食事をすることで、グリコーゲンと一緒に水分も筋肉に取り込まれるということです。
■この体重増加は数日で戻ります
炎症が治まるとともに水分量が減っていくので、だいたい数日で元の体重に戻ります。多くても1kg程度の増加なので、元に戻るのにそれほど時間はかかりません。
焦って食事を減らしたり運動をやめたりする必要はありません。数日続けていれば自然と戻ります。
■水分を控えるのは逆効果です
「むくんでいるから水分を控えよう」と思う方がいますが、これは逆効果です。
体が水分不足と判断するとむしろ水分を溜め込もうとします。運動後こそ水分をしっかり補給する方が、むくみが早く解消されやすくなります。控えるべきは水分ではなくて塩分です。
■体重より体の変化を見た方がいい理由
運動後に体重が増えているタイミングは、実は筋肉の修復が一番活発に行われている時期でもあります。
体重計の数字が増えていても、体の中では筋肉がより強く作り替えられていて、代謝が上がりやすい状態に向かっています。
「頑張ったのに増えた」ではなくて「修復中だから一時的に増えている」と考えると、運動を続けるモチベーションが変わってきます。
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