■「久しぶりに着て気づいた」のには、理由がありました
毎日、自分の体を見ていると、小さな変化には気づきにくいんです。毎朝、鏡を見ていても、1か月前と今日の違いは、わかりません。
でも、しばらく着ていなかった服を着ると、「あれ、前はこんなに余裕なかったのに」と、急に変化に気づきます。久しぶりに会った人に「やせた?」と言われるのも、同じ理由です。毎日会っている人より、久しぶりの人のほうが、変化に気づきやすいんです。
つまり、変化していないのではなくて、毎日の目だと見えにくいだけ、ということなんです。
■なぜ、体重より服が先に教えてくれるのか
体重は、体の中のものを全部足した重さです。水分も、筋肉も、脂肪も、食べたものも、全部入っています。
一方で、服が教えてくれるのは、体の「大きさ」です。同じ重さなら、筋肉のほうが脂肪より体積が小さいので、脂肪が減って筋肉が少し増えると、体重が変わらなくても、服がゆるくなります。むくみが引いた場合も、数字はあまり動かなくても、ウエストや脚まわりは変わります。
体重計が動かない時期でも、服はちゃんと変化を教えてくれることがあります。
■「基準になる服」を1着だけ決める
服のゆるさで変化を見るには、基準の服を1着だけ決めておくのがおすすめです。
選ぶなら、伸びにくい素材のもの。ジーンズや、きちんとしたパンツ、ウエストが固定されているスカートです。伸びる素材は、体が変わっても気づきにくいんです。
最初に、その服を着て、鏡の前で写真を撮っておきます。それがスタート地点になります。
■着る時間帯は、そろえてください
ここで、ひとつ気をつけてほしいことがあります。それは、着る時間帯です。
朝と夕方では、体の水分の状態が違うので、同じ服でも、夕方のほうがきつく感じることがあります。夕方に靴がきつくなるのと、同じ理由です。
月に1回、同じ服を着るなら、同じ時間帯で。朝でも、夕方でも、毎回そろえてみてください。
洗濯で服が少し縮むこともあるので、基準の服は、あまり洗濯や乾燥を繰り返さないほうが、変化がわかりやすいです。
■もうひとつ、メジャーという味方がいます
服の感覚に慣れてきたら、メジャーでウエストを測る方法もあります。
おへその高さで、立った状態で、息を自然に吐いたときに測ります。毎回同じ条件で、月に1回。それだけで、服の感覚が、数字でも確認できます。
ちなみに、海外では「ウエストを身長の半分未満に保つ」という考え方が、健康の目安として出されています。たとえば、身長160cmなら、ウエスト80cm未満です。体重やBMIでは見えにくい、おなかまわりの変化を見るための指標とされています。
ただ、これはあくまで目安のひとつ。数字に一喜一憂するより、前回と比べて動いたかどうかを見るくらいが、ちょうどいいと思います。
■数字で落ち込んだ日は、服を着てみてください
体重計の数字が動かない日は、がっかりしやすいです。でも、体の変化は、数字だけにあるわけではありません。
そういう日は、基準の服を着てみてください。数字には出ていない変化が、見つかるかもしれません。そして、見つかったら、それは、毎日ステッパーに乗ってきた時間が、体に出てきたということです。
本日も読んで頂き、ありがとうございました!