■気温と代謝の関係
体は気温が上がると、体温調節のためにエネルギーを使います。汗をかくこと自体にもエネルギーが必要で、暑い季節は何もしていなくても消費カロリーが少し増えます。
さらに気温が上がると血管が拡張して血流がよくなります。血流がよくなると筋肉への酸素や栄養の供給が増えて、運動したときの効率が上がります。冬に同じ運動をするより、今の季節の方が体への効果が出やすいというのはこのためです。
■日照時間が長くなることの効果
5月以降は日照時間が一気に長くなります。日光を浴びるとセロトニンが分泌されて気分が上向きになります。気分が上向きだと運動しようという気持ちになりやすいし、継続もしやすくなる。
さらに日光はビタミンDの合成を促します。ビタミンDは筋肉の機能を維持するのに欠かせない栄養素で、不足すると筋力低下や疲れやすさにつながります。日照時間が短い冬は不足しがちなビタミンDが、この時期は自然と補われやすくなります。
■春から夏にかけてが「動きたくなる季節」である理由
人間の体は季節によって活動リズムが変わります。冬は体が省エネモードになって活動量が落ちやすいんですが、春から夏にかけては体が「動きたがる」モードに切り替わっていきます。
「なんか最近体が動きやすい気がする」「少し活動的になった気がする」と感じている方がいれば、それは気のせいじゃなくて体の季節的な変化です。
■今始めると夏に間に合う、具体的な計算
体の変化は始めてから4〜6週間で外側に出てくると言われています。
今から動き始めると、6週間後は6月下旬。夏本番の7月には体の変化が出始めているタイミングになります。
「夏までに変わりたい」と思っているなら、今が一番いいタイミングではないでしょうか?