■リズミカルな運動が、脳の血流を増やします
ステッパーに乗ると下半身の大きな筋肉が動いて、心拍数が上がって全身の血流が改善されます。
脳への血流も増えるので、思考が活発になりやすくなります。有酸素運動中に記憶力や集中力が上がるという話は以前もしましたが、これと同じ仕組みで創造的な思考も活発になりやすくなります。
■「踏む」という動作が自動化されているから、脳が自由になります
ここが一番面白い話で、ステッパーの踏み込み動作は慣れてくると意識しなくてもできる「自動化された動作」になります。
人間の脳にはワーキングメモリという、考えるための作業スペースがあります。複雑な作業をするときはここをフル活用しますが、自動化された単純なリズム運動をしているときはワーキングメモリに余裕が生まれます。
この余裕が「ぼーっと考える」「頭の中でアイデアをつなげる」という思考を生みやすくするということです。
■「デフォルトモードネットワーク」という脳の状態があります
脳が意識的な作業をしていないとき、実はデフォルトモードネットワークと呼ばれる回路が活発に動いています。
この状態のときに記憶の整理・アイデアの結合・創造的な発想が起きやすくなることがわかっています。シャワーを浴びているときやぼーっと歩いているときにいいアイデアが浮かぶのはこのためで、ステッパーに「ぼーっと乗っているとき」もまさにこの状態になりやすいです。
考えようとして考えるより、体を動かしながらぼーっとしている方がアイデアが出やすいというのは、脳の仕組みとして正しいということです。
■スティーブ・ジョブズが歩きながら会議をしていた理由
スティーブ・ジョブズが歩きながらミーティングをすることで有名でしたが、これは単なる習慣じゃなくて脳科学的に理にかなっていました。
スタンフォード大学の研究でも、歩くことで創造的な思考が平均81%上がるというデータが出ています。ステッパーのリズミカルな踏み込みは、この「歩きながら考える」の室内版として同じ効果が期待できます。
■朝にステッパーに乗る理由がもうひとつ増えました
朝は前日の睡眠で脳がリセットされた状態で、デフォルトモードネットワークが活発になりやすい時間帯です。
その状態でステッパーに乗ると、脂肪燃焼と創造的な思考が同時に活発になります。「朝ぼーっと乗っているとアイデアが浮かぶ」という感覚、脳の仕組みとしてちゃんと理由があったということです。
本日も読んで頂き、ありがとうございました!