■「義務」として続けているうちは、しんどい
運動を始めた最初のうちは「健康のためにやらなきゃ」「痩せるためにやらなきゃ」という義務感で動いている方がほとんどだと思います。
義務感で続けている状態というのは、乗るたびに「やるかやらないか」という判断が発生しています。疲れた日・忙しい日・気分が乗らない日に「今日はいいか」という選択肢が常に存在しているということです。
この状態はエネルギーを消耗します。「やる」と決めるたびに意志力を使っているので、続けていること自体が疲弊につながりやすいです。
■習慣になると「判断がなくなります」
習慣化が起きると何が変わるかというと、「やるかやらないか」という判断がなくなります。
歯を磨くかどうかを毎日悩む人はいないですよね。朝起きたら自動的に磨くという行動になっています。ステッパーが習慣になるとこれと同じ状態になって、乗ることへの判断そのものがなくなります。
脳科学的には、習慣化された行動は大脳皮質ではなく基底核という脳の別の部位が担当するようになるそう。基底核は意識しなくても自動的に処理する部位なので、考えなくても体が動くという状態が作られます。
■「変わる瞬間」には3つのサインがあります
ひとつは「乗れなかった日に違和感を覚えるようになること」です。以前は乗れなかった日に罪悪感があったのが、習慣化してくると「なんか物足りない」「いつもと違う」という感覚に変わってきます。
ふたつめは「乗る前に理由を考えなくなること」です。「今日は乗ろう、なぜなら〇〇だから」という思考が消えて、気づいたら乗っているという状態になります。
みっつめは「乗ることが楽しみに変わること」です。好きなテレビを見ながら乗る・好きな音楽をかけながら乗るという組み合わせが定着してくると、ステッパーに乗る時間そのものが楽しい時間になっていきます。
■「義務」から「習慣」に変わるのに必要なこと
ロンドン大学の研究では習慣が定着するまでに平均66日かかるとされています。ただこれは「毎日完璧に続けた場合」の話ではなくて、途中で乗れない日があっても習慣化のプロセスは進むということがわかっています。
大事なのは「乗れなかった日にやめないこと」で、翌日また乗ればいいだけです。乗れない日があっても続けようとする行動の積み重ねが、習慣化を進めます。
■「義務」のままでも効果はありますが、「習慣」になると全然違います
義務として続けている状態でも体への効果は出ます。でも習慣になると、続けることへのエネルギーを使わなくなるので、その分が日常生活の他のことに使えるようになります。
「運動しなきゃ」という気持ちが頭の片隅にある状態がなくなるだけで、気持ちが少し楽になります。
本日も読んで頂き、ありがとうございました!