■気象病という言葉、知っていますか
気圧・気温・湿度の変化によって頭痛・関節痛・倦怠感・めまいなどの症状が出ることを「気象病」と呼びます。
日本では約1000万人が気象病に悩んでいるとも言われていて、決して珍しい話ではありません。特に女性・40代以降・もともと自律神経が乱れやすい方に多い傾向があります。
「雨が降る前に頭が痛くなる」「低気圧が来ると体がだるくなる」という感覚がある方、気象病の可能性があります。
■なぜ気圧が下がると体に影響が出るのか
気圧が下がると体の外側から押さえる力が弱くなって、血管や組織が膨張しやすくなります。
このとき内耳という体のバランスを保つ器官が気圧の変化を感知して、自律神経に「異常事態」というシグナルを送ります。自律神経が乱れることで血管が拡張したり収縮したりして、頭痛・めまい・倦怠感といった症状が出やすくなります。
関節が痛くなるのも同じ仕組みで、気圧が下がると関節内の圧力バランスが変化して炎症が起きやすくなります。特に軟骨が薄くなってくる40代以降は、この気圧の変化への感受性が上がりやすくなります。
■気象病になりやすい人の共通点
気象病は自律神経の乱れと深く関係していて、もともと自律神経が乱れやすい状態にある方が症状が出やすくなります。
運動不足・睡眠不足・ストレスが多い・冷えやすい体質・長時間同じ姿勢でいることが多い。これらが重なると自律神経が気象の変化に敏感に反応しやすくなります。
母は痩せていて体脂肪が少なく冷えやすい体質なので、まさに当てはまっているなと思いました。
■軽い運動が気象病の改善につながる理由
気象病への対策として医師が推奨しているもののひとつが、適度な有酸素運動です。
定期的に体を動かすことで自律神経が整いやすくなって、気圧の変化への過剰反応が起きにくくなるということです。激しい運動ではなくて、会話できる程度の軽い有酸素運動を毎日続けることが、自律神経を鍛える一番シンプルな方法とされています。
雨の日に外に出られなくても室内で軽く体を動かすことが、気象病の症状を和らげるという意味でも理にかなっています。
本日も読んで頂き、ありがとうございました!