■「自由に色々使っていい」が、実は一番のハードルでした
ジムに行くと、ランニングマシン・バイク・筋トレマシンが並んでいて、好きなものを自由に使っていいですよね。
これ、選択肢が多いほど続きやすいと思っていたんですが、実は逆でした。
「今日は何をしよう」「このマシンの使い方合ってるかな」「この順番でいいのかな」。毎回考えることが多くて、これが地味に体力を使います。心理学で「決定疲れ」と呼ばれる現象があって、選択肢が多いほど脳が疲弊して、行動するためのエネルギーが減ってしまうんです。
家でステッパーに乗るときは、選ぶことがありません。乗るか乗らないか、それだけです。
■出産後、「準備の手間」が決定的でした
出産前は気にならなかったことが、出産後は一気にハードルになりました。
ジムに行くには、子どもを預ける手配をして、着替えを用意して、移動時間を確保して。この「準備」にかかる手間とエネルギーが、運動そのものより大きな壁になっていました。
「今日ジム行く日だ」と思っても、子どもの体調が悪い、預け先の都合が悪い、で行けない日が続く。これが何度か重なると、ジムに行くこと自体への心理的なハードルが上がっていって、だんだん足が向かなくなる。
家で完結する運動なら、この「準備」のステップがほぼゼロになります。
■「縛り期間」というプレッシャーが、逆効果でした
ジムの多くは数ヶ月の縛り期間があります。
「お金を払っているから行かなきゃ」という義務感、最初はモチベーションになりそうなんですが、実際は逆に働くことが多かったです。
「行けなかった」という罪悪感が積み重なって、ジムへの足がさらに重くなる。お金を払っているのに行けていない自分を見るのが嫌で、結果的に契約自体を忘れようとしてしまう。これが「縛り期間中なのに全然通えていない」という状態を生んでいました。
■ジムが続く人と、続かない人の違い
これは私の経験から思うことですが、ジムが続く人は「ジムに行くこと自体が楽しい」と感じられる人だと思います。
知り合いと会える、トレーナーとの会話が楽しい、新しいマシンを試すのが好き。そういう「ジムに行く理由」が運動そのもの以外にもある人は、続けやすい傾向がある気がします。
逆に私みたいに「運動の手段」としてジムを見ている人は、その手段が一番ハードルが低い形(家で完結する運動)に変える方が向いていると思います。