■やめてしまう人のパターン
・最初から頑張りすぎる
「せっかく買ったから毎日30分やろう」と高いハードルを設定して始める方が多いです。最初の数日は続くんですが、疲れた日や忙しい日に「今日は無理」となった瞬間に罪悪感が生まれます。その罪悪感が積み重なって、だんだん乗るのが嫌になっていく。
ここで大事なのが、「30分頑張ること」自体が悪いわけじゃないということです。後で詳しく書きますが、30分乗っても続く人と続かない人がいて、その差は頑張る量じゃなくて別のところにあります。
・置き場所が悪い
部屋の隅や押し入れの近くに置いていると、目に入らないので存在を忘れます。「そういえばあったな」と思い出したときには、もう乗る気力がなかったりします。どんなに効果的な器具でも、目に入らなければ使われません。
・結果を求めすぎる
「1週間乗ったのに体重が変わらない」と感じてやめてしまうパターンです。実は体の変化は内側から始まるので、体重に出るまでに時間がかかります。最初の2〜3週間は体が慣れている時期。変化が見えない時期に「効果がない」と判断してしまうのが一番もったいないです。
・「特別な時間」として運動している
「よし、運動するぞ」と気合いを入れて始めるパターンも続きにくい。気合いが必要な運動は、気合いが出ない日に止まります。運動を「日常の一部」にできていない状態です。
■続く人がやっていること
・ハードルを下げすぎるくらい下げている
続いている方に共通しているのが「5分でいい」「1分でもいい」という設定です。5分と決めると不思議と乗れるし、乗り始めたら10分・20分になることも多い。「毎日乗る」より「乗らない日を作らない」という感覚に近いです。
・生活の動線に置いている
テレビの前、キッチン横、洗面所の近く。自分が一番長くいる場所に置いている方は、自然と乗る頻度が上がります。目に入るから乗る。それだけのことなんですが、これが一番大きい差だったりします。
・ながら運動を徹底している
「ステッパーのための時間」を作ろうとすると続かない。テレビを見る時間、スマホを見る時間、それをそのままステッパーの時間にしている方が続いています。運動している感覚がないくらいがちょうどいいんです。
・小さな変化に気づいている
体重より先に「なんか足が軽い」「むくみが減った気がする」「階段が楽になった」という変化が来ます。続いている人はこういう小さな変化を見逃さないで、それをモチベーションにしています。体重計より、体の感覚を大事にしている方が多いです。
■30分頑張っても続く人がいる、その理由
「5分でいい」という話をしましたが、中には毎日30分しっかり乗って続いている方もいます。
じゃあ何が違うのか。
ポイントはふたつあって。ひとつは「30分乗れない日は5分でもいい」という逃げ道を持っていること。完璧にやろうとしていないんです。今日は時間があるから30分、忙しい日は5分。そのくらいの柔軟さがあるから続けられる。
もうひとつは「30分が苦にならない環境を作っている」こと。好きなドラマを見ながら、音楽をかけながら、ラジオを聴きながら。「30分運動した」じゃなくて「ドラマを1話見たら終わっていた」という感覚で乗っている方が多いです。
つまり30分続く人は「頑張っている」わけじゃなくて、「気づいたら30分経っていた」という状態を作るのが上手いんです。