■脂肪燃焼ゾーン」は本当に存在します、ただし…
結論から言うと、脂肪燃焼ゾーンは本当に存在します。
運動するとき、体はエネルギーとして「糖」か「脂肪」を使います。どちらをメインに使うかは、運動の強度によって変わります。
・運動強度が低いとき→脂肪をメインに燃やす
・運動強度が高いとき→糖をメインに燃やす
つまり「ゆっくり動いている方が脂肪が燃える」というのは、実は本当のことなんです。
一般的に脂肪燃焼ゾーンと言われるのは、最大心拍数の60〜70%くらいの範囲です。最大心拍数は「220-年齢」で計算できます。
たとえば45歳の方なら最大心拍数は175。その60〜70%なので、105〜122くらいが脂肪燃焼ゾーンになります。「ちょっと息が上がるけど、会話はできる」くらいのイメージです。
■じゃあ激しく運動しない方がいいの?
ここが面白いところで、「脂肪の燃焼割合が高い=脂肪がたくさん燃える」というわけではないんです。
たとえば、ゆっくり歩いて消費カロリーが100kcalだとすると、そのうち脂肪由来が60kcalくらい。激しく走って消費カロリーが300kcalだとすると、脂肪由来の割合は40%に下がるけど、量は120kcalになります。
つまり激しい運動の方が、脂肪の燃焼量は多い。
ただし、激しい運動は長く続けられない。疲れて翌日動けなくなったら、トータルの消費カロリーはむしろ下がってしまいます。
結局のところ、長く続けられる強度で毎日動くのが一番脂肪が燃えるという、シンプルな結論になるんです。
■ 自分が脂肪燃焼ゾーンにいるか、どうやって知るのか
一番正確なのは心拍計やスマートウォッチで確認することですが、持っていなくても大丈夫です。
簡単な目安として「トークテスト」というものがあります。
・運動しながら話せる→まだ強度が低い(脂肪燃焼ゾーン以下)
・運動しながら短い言葉なら話せる→脂肪燃焼ゾーン
・運動しながら話すのがつらい→脂肪燃焼ゾーンを超えている
「ちょっとしんどいけど、一言二言なら話せる」くらいが理想的なゾーンです。
■ ヘブンリーステッパーの場合はどうなのか
ヘブンリーステッパーに乗っているとき、実際どのくらいの心拍数になるのか気になりますよね。
個人差はありますが、普通のペースで乗ると心拍数は100〜120くらいになる方が多いです。45歳の方なら、ちょうど脂肪燃焼ゾーンにすっぽり入る計算になります。
しかもヘブンリーステッパーって、乗りながらテレビを見たり会話したりできますよね。「話しながらできる」というのは、まさに脂肪燃焼ゾーンにいるサインでもあります。
「きつくないから効いてない気がする…」と感じていた方、それがちょうどいい強度だったりします。脂肪燃焼という観点では、むしろ理想的なゾーンで動けているんです