■「若いころは平気だったのに」が増えてきた
実はここ数年、油っこいものを食べた後に体が重くなることが増えてきています。
以前は天ぷらを食べても何ともなかったし、揚げ物を食べた後でも普通に動けていました。でも最近は「なんかこれ食べた後、いつも胃が重いな」と感じることが多くなってきていたんです。
今回はそれが一段と強く出た感じで。「あ、これが噂の油にあたるということか」と体で実感しました。
■40代以降に油っこいものがきつくなる理由
なんで年齢とともに油っこいものが重くなるのか。
ひとつは胆汁の分泌量が減ることです。
油を消化するには胆汁が必要で、胆汁は脂肪を細かく分解して消化しやすくする役割があります。20代・30代は胆汁の分泌がスムーズで、油っこいものを食べてもサクサク消化できていました。でも40代以降は胆汁の分泌スピードが落ちてきて、同じ量の油を食べても処理しきれなくなってくるんです。
もうひとつは胃腸の蠕動運動が遅くなることです。
蠕動運動というのは、食べ物を腸に送り出す動きのことで、これが年齢とともにゆっくりになってきます。油っこいものはそもそも消化に時間がかかる食べ物なので、蠕動運動が遅くなると胃の中に留まる時間が長くなって、むかむかや胃もたれが起きやすくなります。
あとは油の質みたいなのも影響していたと思います。
今回の私みたいに「食べた直後は平気なのに、数時間後から症状が出る」というのは、まさにこの消化の遅さが原因だったと思います。
■食べ方を変えるだけで変わること
油にあたったからといって、天ぷらを食べるなということじゃないんですが(笑)、少し工夫をするだけで体への負担が変わってきます。
食べる量を少し控えめにする、大根おろしや酢のものなど消化を助けるものと一緒に食べる、食後に軽く体を動かして消化を促す。特に食後に少し歩いたり体を動かしたりすると、胃腸の蠕動運動が活発になって消化がスムーズになります。ステッパー運動も胃腸の蠕動運動が活発になって消化がスムーズになります。
今回油にあたったのは、久しぶりにがっつり天ぷらを食べた上に、食後そのままゆっくりしてしまっていたのも原因のひとつだったかもしれません。いつもは食後にステッパーに乗るんですが、この日はランチ外出だったのでそれができなかったというのも関係していたかもしれないなと思っています。