■なぜあんなに体が強いのか
答えはシンプルで、毎日当たり前に体を動かし続けているからだと思うんです。
狩りに行く、獲物を追う、食料を運ぶ。生きることがそのまま運動になっている。「健康のために運動する」という概念すらない。ただ生きているだけで、体が鍛えられていく。
人間の体って、もともとそういうふうに作られているんですよね。動き続けることを前提に設計されている。
突然こんな話をしてどうした?と思いますよね(笑)。でももう少し聞いてください。
■ 現代人だけが、動かなくなった
翻って現代人はどうかというと。
車に乗って、エレベーターを使って、デスクで一日中座って、家に帰ってソファに座る。意識して運動しないと、一日中ほとんど体を動かさないで過ごせてしまう。
こんな生活スタイルって、人類の歴史の中でほんの最近のことなんです。体の構造は狩猟民族と同じなのに、使い方だけが全然違う。
「運動不足」って言葉がありますが、本来は「動いていない状態が不自然」なんだと、あの動画を見て改めて思いました。
■ 特別な運動じゃなくていい、ただ動き続けることが大事
狩猟民族は「筋トレ」も「有酸素運動」もしていません。ただ毎日、生活の中で体を動かし続けている。
現代人にとってのそれが、日常の中に運動を組み込むことだと思っています。
ジムに行かなくていい。激しくやらなくていい。テレビを見ながらでも、料理の合間でも、毎日少しだけ体を動かし続けること。それが人間本来の姿に一番近い気がしています