①出しっぱなしにできて、通り道にある場所
一番大事なのはここだと思っています。クローゼットや押し入れにしまうと、出すだけで一仕事になって、疲れた日は乗らない理由になります。
ステッパーはベージュで部屋になじむので、出しっぱなしでも悪目立ちしません。トイレに行くとき、キッチンに向かうとき、リビングを横切るときなど、毎日通る動線上に置くと「ついでに乗る」が起きやすくなります。
ただし通路をふさぐのは避けたいところです。つまずいたり、子どもが走ってぶつかったりするので、動線の脇に寄せるくらいがちょうどいいです。
②テレビや画面の位置が見やすい場所
ながら運動が中心なら、画面との位置関係はかなり大事です。
画面が低い位置にあると目線が下がって、前かがみになりやすくなります。そうなるとお尻に効かせたいのに太もも前に刺激が逃げやすいという話を以前書きました。テレビなら目線の高さか少し上に画面が来る位置、スマホを見るならスタンドを使うか少し持ち上げて見る位置が理想です。
ステッパーからテレビまでの距離は、ふだんソファから見る距離より少し近めで見やすいと思います。
③日当たりと明るさ
私が個人的に一番おすすめしたいのがここです。窓際は部屋の中でも明るさが全然違います。
部屋の照明は500ルクス前後といわれていますが、窓際は曇りの日でも数千ルクスあります。朝にその光を目から取り込むと体内時計がリセットされて、セロトニンの分泌も促されます。リズミカルな運動もセロトニンを増やすので、窓際でステッパーに乗ると両方が同時にできます。
ただ窓際には弱点もあります。夏の直射日光で本体が熱くなること、冬は窓の近くが冷えること、西日が強くて画面が見づらいことです。カーテン越しのやわらかい光が入るくらいの場所が使いやすいです。
なお窓ガラスはビタミンDの合成に必要なUVBをほとんど通さないので、得られるのは主に体内時計とセロトニンへの効果です。
④床の状態とまわりのスペース
床は平らで滑りにくいことが基本です。フローリングならヨガマットや薄めのラグを敷くと、滑りにくくなって床も傷つきにくくなります。マンションで階下が気になる方は、マットを敷いておくとより安心です。
(私はカーペットの上。カーペットに傷もつかずイイ感じでおすすめです)
まわりのスペースも見落としがちです。ステッパー本体は幅が49cmほどですが、バンドを使うときや腕を大きく振るときは左右にもう少し余裕がほしくなります。家具や壁に腕がぶつかる場所だと、気持ちよく動けません。本体の横に腕を広げても当たらない広さがあると、トレーニングの幅も広がります。
⑤温度と風の当たり方
エアコンの風が直接当たる場所は、夏は冷えすぎて、冬は乾燥します。運動中は体が温まっても、乗り終わったあとの汗が冷えると体にこたえます。
冬は廊下や北側の部屋のように床が冷たい場所だと、乗り始めるまでの気合いが必要になります。暖房が効いている部屋のほうが、動き出しのハードルは下がります。
⑥洗面所やキッチンの近く
私は朝、歯磨きをしながら乗ったり、化粧水をつけながら乗ったりすることがあります。こういう「ついで時間」を使うなら、洗面所の近くに置くのもありです。
キッチンの近くなら、お湯が沸くのを待つ間や電子レンジの待ち時間に数分乗れます。短い時間でも、一日に何回か乗れると意外と積み重なります。
⑦家族の使いやすさ
家族で使うなら、全員が乗りやすい場所かどうかも条件になります。子どもが乗りたがるのであれば、周りに倒れやすいものや角のとがった家具がない場所を選んでください。
本体は約5.4kgで片手で持ち運べる軽さなので、最初から置き場所を固定しすぎなくて大丈夫です。夏は涼しい部屋、冬は日当たりのいい部屋と、季節で動かすのも手です。動かしやすい場所に置いて、しっくりこなければ変えればいいと思っています。
本日も読んで頂き、ありがとうございました!