■猛暑日の日数、100年前と比べると約3.5倍になっています
最高気温が35度以上になる「猛暑日」の平均日数を比較すると、1910〜1939年の平均が約0.8日だったのに対して、1993〜2022年の平均は約2.7日と約3.5倍に増えています。
東京に限定するとさらに顕著で、かつては35度以上の日が2年に1日程度だったのが、直近30年では年間約7日になっています。
さらに2025年夏は全国で猛暑日を観測した地点数の積算が9,385地点に達して、それまで最多だった2024年の記録を大きく更新しました。3年連続で記録的な高温の夏になっています。
■「外で運動できない日」は、これからも増えていきます
気象庁の将来予測によると、地球温暖化が進む中で猛暑日はこれからも増え続けることが見込まれています。
つまり「今年の夏は特別に暑かった」ではなくて、「これが普通になっていく」ということです。
外での運動を前提にしている方にとっては、毎年「外に出られない日が増える」という状況が続いていくことになります。ウォーキングやランニングの習慣が夏になるたびに途切れてしまうパターン、これからも繰り返される可能性が高いということです。
■運動不足は「意志の問題」ではなくて「環境の問題」になってきています
「もっと頑張って外に出ればいい」という話ではなくて、熱中症のリスクがある猛暑日に外で運動することは健康上の危険を伴います。
気温が高い中での運動は心拍数が上がりすぎて脂肪燃焼ゾーンを外れやすくなるという話も以前しましたが、無理して外に出ても効率が悪くて体への負担だけが増えるということになりかねません。
夏の運動不足は意志が弱いからじゃなくて、外での運動が現実的に難しい環境になっているということです。
■これから先も続く「外で運動できない問題」への答え
猛暑日が増え続ける中で、外での運動に依存した習慣は毎年同じ場所で途切れることになります。
天気・気温・紫外線・熱中症リスクに左右されない運動手段を、日常の中に組み込んでおくことが、これからの時代の運動習慣の基本になっていくと思っています。
「夏だから仕方ない」で毎年習慣が途切れてきた方、来年の夏も同じことが繰り返される前に、今から室内での運動習慣を作っておくことが一番現実的な対策です。
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