■若いころにやってきたダイエットの記録
学生のころから流行りのダイエットを繰り返してきました。
りんごダイエット・レコーディングダイエット・低糖質ダイエット・16時間断食。いろんな方法を試してきたんですが、どれも今まで続いものはありません。
全部に共通しているのが「極端な食事制限で、我慢が必要なこと」でした。
続かないのは意志の問題だとずっと思っていたんですが、今はそうじゃないと思っています。
■極端な食事制限が、甘いものへの執着を生む仕組み
食事を極端に制限すると血糖値が下がります。血糖値が下がると脳は「糖質をくれ」というシグナルを出します。これは意志でコントロールできない生理的な反応です。
さらに面白い研究があって、食事を制限すると「制限しているもの」への注意が過剰に向くようになることがわかっています。「チョコを食べてはいけない」と思えば思うほど、チョコのことが頭から離れなくなる。心理学では「シロクマ効果」と呼ばれていて、考えないようにしようとするほど考えてしまうという現象です。
私もダイエットの度に、今我慢している食べ物を他人が食べているYouTube動画を漁っていました。この執着心、ちょっと怖いですよね・・
我慢を続けた反動で、制限が終わったときに一気に食べてしまう「報酬系の爆発」も起きやすくなります。
■モデルがチョコレートだけは食べる理由
ダイエット系のVlogを見ていると、ほとんど食べていないのにチョコレートだけは食べているというシーンが出てくることがあります。
これ、常にカロリーを制限している状態だと血糖値が下がりやすくなっていて、脳が糖質を求めるシグナルが強くなっているからだと思っています。我慢しているから甘いものへの執着が強くなっていく、ということです。
私自身も振り返ると、ダイエットを繰り返してきた年月と比例して、甘いものへの執着が強くなってきた気がしています。
■40代以降に「我慢するダイエット」がうまくいかない理由
40代以降は特に、極端な食事制限が逆効果になりやすいです。
ホルモンバランスの変化で体がストレスに敏感になっていて、我慢することがコルチゾール(ストレスホルモン)を増やして脂肪を蓄積しやすくする状態につながります。我慢すればするほど太りやすくなるという悪循環が、40代以降では特に起きやすくなります。
さらに極端な食事制限は筋肉を落として基礎代謝を下げるので、やめた後にリバウンドしやすくなる。これを繰り返してきたことが「どんどん痩せにくい体になってきた」という感覚の正体でもあります。
■今の私の考え方
甘いものを完全にやめようとするのをやめました。
好きなものを楽しみながら、運動である程度消費できる体を維持する。我慢で体を追い込むより、動くことで代謝を上げてある程度食べても大丈夫で健康な状態を作る方が、40代以降には現実的だし、楽しみであると思います。
甘いものへの執着が強い方、意志が弱いんじゃなくて、これまでの我慢の積み重ねが体と脳に影響しているだけかもしれません。
本日も読んで頂き、ありがとうございました!