■じめじめした日に体が重く感じる理由
梅雨の時期に体がだるく感じるのは、気圧の変化が大きく関係しています。
低気圧が来ると体内の血管が拡張して自律神経のバランスが乱れやすくなります。自律神経が乱れると副交感神経が優位になって、眠気やだるさが出やすくなる。「雨の日はなんか動きたくない」という感覚、気のせいじゃなくて体が正直に反応しているんです。
さらに湿度が高くなると汗が蒸発しにくくなって、体温調節がうまくいかなくなります。体が余分なエネルギーを体温調節に使ってしまうので、疲れやすくなるという面もあります。
■梅雨に運動習慣が途切れやすい、もうひとつの理由
梅雨の時期は日照時間が短くなります。日光を浴びる量が減るとセロトニンの分泌が落ちてきます。セロトニンは気分を安定させて「やる気」にも関係するホルモンなので、分泌が減ると「なんかやる気が出ない」という状態になりやすい。
「梅雨になってから、なんとなく気分が上がらない」という感覚がある方、セロトニン不足が関係しているかもしれません。
■続けられる人は何が違うのか
梅雨でも運動習慣が途切れない人の共通点が、「天気に左右されない運動をしている」ということです。
外を歩くウォーキングやジョギングは、雨の日に「今日はやめておこう」という言い訳が作りやすい。でも家の中で完結する運動は、雨でも気圧が低くても関係ない。
ステッパーを続けている方から「梅雨でも乗れるのがいい」という声は思っている以上に多いです。
■じめじめした日こそ、少しだけ動いてほしい理由
低気圧のだるさには軽い有酸素運動が効果的と言われています。
運動によってセロトニンとドーパミンが分泌されて、気分が上向きになります。激しい運動は逆効果になることもありますが、ステッパーくらいの低〜中強度の運動は自律神経を整えてだるさを和らげる効果があります。
「だるいから乗らない」じゃなくて、「だるいから5分だけ乗る」。その5分が今日の気分を少し変えてくれることがあります。