■①筋肉量の差は、40代から急に開いていきます
40歳を過ぎると、運動習慣がない人の筋肉は確実に減っていくと言われています。
筋肉は何もしなければ自然に落ちていく組織です。20代・30代は多少落ちても気づきにくいんですが、40代以降は基礎代謝・体力・姿勢の維持に直結してくるので、ここで差が一気に開き始めます。
10年運動を続けた人と、10年何もしなかった人。50代になったときの体力差は、想像以上に大きくなっています。
②がんによる死亡率にも差が出ます
運動によってがんによる死亡率が20%近く下がるという報告があって、運動習慣のある人とない人では寿命に大きな差があると言われています。
さらに身体活動量が高い人ほど、結腸がん・肝がん・膵がん・胃がんなど特定のがんのリスクが低下することがわかっています。
「運動=ダイエット」というイメージが強いですが、実際は命に関わる病気のリスクにまで関係しているということです。
③メンタルへの影響も、見過ごせません
運動は精神的にも良い影響を与えて、うつ病や認知症の症状が運動によって改善されることもあるとされています。
体だけじゃなく、気分の安定や認知機能の維持にも運動習慣が関わってくるということです。「年齢を重ねても気分が安定している人」と「不安定になりやすい人」の差にも、運動習慣の有無が影響している可能性があります。
④生活習慣そのものが変わってきます
これも面白いデータで、運動をしている人としていない人を比較すると、運動をしている人の方が食事習慣や睡眠の質が良い傾向にあるそうです。
運動習慣があることで、体のコンディションを意識する機会が増えて、結果的に食事や睡眠も整っていく。逆に運動をしていないと、この「体を意識する機会」自体が減ってしまって、生活習慣全体がゆるやかに崩れていきやすいということです。
⑤「動かないこと」自体が、体の機能を落としていきます
人間は動くことで初めて体全体の機能が正常に保たれるようにできているため、動くことをやめると体全体の機能が落ちていくと言われています。
これ、結構大事な話で運動は「何かを得るための手段」というより、「体が正常に機能するための前提条件」みたいなものだということです。