■朝にステッパーを踏んだ日は、なぜか違う
ある時期から朝一番にステッパーに乗ることが習慣になったんですが、気づいたことがあって。
その日は仕事に取りかかるのが早いんです。
同じ作業量でも終わるのが速い。集中が途切れにくい。「今日なんかサクサク進むな」という日は、大体朝にステッパーを踏んでいる日です。
最初は気のせいかなと思っていたんですが、「これ、セットになってるな」と確信するようになりました。
■40代になってから、日によってムラを感じるようになった
これ、同世代の方に共感してもらえる気がするんですが。
30代のころは多少睡眠が足りなくても、気合いでエンジンをかけられた気がするんです。でも40代になってから、同じ仕事でも日によって効率にばらつきが出るようになってきました。
昨日は集中できたのに今日はぼんやりする。同じ量の仕事なのに、今日はなぜか時間がかかる。
これ、意志やモチベーションの問題だと思っていたんですが、どうやら体のコンディションの問題だったんです。
■なぜ朝の運動が仕事効率につながるのか
少し調べてみたら、なるほどと思うことがあります。
運動をすると脳内で「BDNF(脳由来神経栄養因子)」というタンパク質が分泌されます。これが記憶力や集中力、学習能力を高める働きがあって、「脳の肥料」とも呼ばれています。特に有酸素運動後に分泌されやすく、効果は運動後数時間続くと言われています。
つまり朝に有酸素運動をすると、午前中から昼にかけて脳がいい状態になりやすい。
さらに運動によってドーパミンとセロトニンが分泌されます。ドーパミンはやる気や集中力を高めて、セロトニンは気分を安定させる働きがあります。「朝に運動した日はなぜか気分よく仕事が進む」は、この2つのホルモンが出ているからだったんです。
■40代以降に特にこれが効いてくる理由
40代以降はエストロゲンや成長ホルモンが減少することで、集中力や気力にばらつきが出やすくなります。「若いころより気力が続かない」「午後になると急に頭が重くなる」というのは、ホルモンバランスの変化が大きく関係しています。
運動によってドーパミンやBDNFを意図的に補うことで、このばらつきを少し整えることができる。朝の運動が「その日のコンディションをつくる」という感覚は、40代以降に特に実感しやすいと思います。