■年末年始は「警戒モード」、GWは「ノーガード」
理由を考えると、なるほどと思うことがあって。
年末年始って「太るシーズン」というイメージが定着しているので、みんなどこかで気をつけているんです。「食べすぎないようにしよう」「お正月が終わったら運動しよう」という意識が働きやすい。
でもGWは「レジャーシーズン」というイメージが強くて、体重への意識がゆるみやすい。外食・BBQ・旅行と、高カロリーな食事・飲酒の機会が年間で一番多い季節でもあるのに、「楽しい時間だし少しくらいいいか」というモードになりやすいんです。
これが逆に体重増加につながるという、ちょっと皮肉な話です。
■春の気温が食欲を後押しする、意外な理由
もうひとつ面白いのが、気温との関係です。
冬は体温を維持するためにエネルギーを多く消費するので、実は冬の方が基礎代謝が高い傾向があります。春から初夏にかけては体温維持にかかるエネルギーが減って、消費カロリーが少し下がる。
さらに気温が上がってくると「暑い、甘いものや炭酸が飲みたい」という欲求が出やすくなります。これは体が水分と糖分を欲しがる自然な反応なんですが、知らないうちにカロリーを摂りすぎていることがあります。
つまりGWは「食べる機会が増える」「動かなくなる」「代謝が少し落ちる」「甘いものへの欲求が増える」という条件が全部重なりやすい時期なんです。