■ 真っ先に落ちるのは「支える筋肉」
減りやすいのは、太もも・お尻・体幹など、膝や腰を支える役割の大きい筋肉です。
ここが弱ると、
関節そのものに負担が集中しやすくなり、動作のたびに「重さ」や「不安定さ」を感じやすくなります。
■運動習慣がない人に起きやすいこと
筋肉が減る
↓
関節が不安定になる
↓
動くのが億劫になる
↓
さらに筋肉を使わなくなる
こうして、気づかないうちに負のループに入りやすくなります。
・階段がつらい
・立ち上がりに時間がかかる
・体型が崩れやすい
これらは、筋肉量の低下と深く関係しています。
■ 運動習慣がある人は、減り方が違う
一方で、日常的に体を動かしている人は、筋肉の減少スピードが大きく抑えられます。
激しいトレーニングでなくても、
「使っている筋肉」は
体が必要なものとして維持しようとします。
その結果、
・動きが軽い
・疲れにくい
・年齢より若く見られやすい
といった差が生まれます。
■ 筋肉は「天然のサポーター」
筋肉は、膝や腰を外から守るコルセットのような存在。
クッションとなり、衝撃を分散してくれます。
筋肉が減ると、このクッションが薄くなり、負担が直接かかりやすくなります。